上記ムービーの白いキャンバス部分をマウスでクリックしてみて下さい。中は小さなドット(マス目)で区切られていて、白いドットをクリックすると黒に、黒いドットをクリックすると白に変わります。
ドットは縦16個・横16個ありますから、全部で16×16=256個あります。このドットをクリックしていって自分の似顔絵でもシーサーでも何でも良いので、「絵」を作ってみて下さい。
さて、作業していきながら右側の数値部分が変化していくことに気付いたかと思います。数値部分は二つに分かれていてBinary Number(2進数)とHexadecimal Number(16進数)になります。2進数は「0と1だけ」、16進数は「0から9までとAからFまで」を使って表す表現形式です。詳しくは「
なるほど情報数学」を参考にして下さい。
ここで、知っていただきたいのはこのように「絵が数値で表される」ということです。簡単に言ってしまうとこれが「情報のディジタル化」です。
数値で表現できれば簡単にコピーしたり、正確に通信したりできます。数値ですから足し算したり掛け算したりすることができるので、加工することもできるのです。もちろん劣化する(質が落ちる)こともありません。
このドットのように2種類の表現形式(ここでは白と黒)で表す単位を
ビット(bit)と言います。(参照:
確率と対数を使った情報の定義)ここには256個のドットがありますから、256ビットの情報量(または、それを8で割って32バイトの情報量)があると言います。
では、考えてみましょう。
このドット絵は「一応」絵になりますが、よりリアルな絵を描くためにはどうしたら良いでしょう?
二つのアプローチが考えられますね。まずは「
ドットをもっと細かくすること」です。今はこのキャンバスを16等分しているわけですが、これを32等分・62等分・128等分…としていけば、どんどん細かくなっていきます。もちろん、100等分・千等分というきりのいい数値を使っても構いません。その間隔を小さくすればするほどよりリアルな絵を描くことができるようになりますが、当然全体の情報量は増えていきます。ドットの大きさは小さくなっても「白か黒」すなわち1ビットというドットの情報量に変わりはありません。また、縦横一緒に16等分→32等分とした時、ドットの数は2倍ではなく4倍に膨れ上がります。
もう一つのアプローチは、一つのドットに表示できる色数を増やしていくことです。2色より4色、4色より8色のほうが表現力が高まります。ちなみに、8色あればあるていどのグラデーションを表現することができるので、立体的な画像を作ることも可能になってきます。(参照:
ディジタル壁画を作ろう)
では、その時の情報量(ビット数)はどうなるでしょう?まず、4色を使いたいなら「ににんが四」で、2ビットになります。8色を使いたいなら・・・これが結構難しいのですが、迷わず「3ビット」と答えられたら「情報の頭」になってきたと言えるかも知れません。